トップページに戻る第一部 包装紙あれこれ第二部 包装紙あれこれ

日本百貨店協会

会報 NO936 NO937より

思いっきりレトロな情報を掲載します。

これは1978年に編集されたものです。当時もっとも進んでいたとする全国の百貨店の広告宣伝課・広報からの記事です。文言もそのまま原文を活かしました。中には既に合併などで社名が変った店もありますが、それもそのままに。店舗の増改築完成記念に包装紙のロゴやデザインを変えたとか、百貨店の発展の歴史はきっとその町の地域の発展の歴史と思われます。まごころを包むという包装紙にこめられた精神は今も変りません。

包装紙や紙袋はお客様とデパートをつなぐ愛情であり、信頼そのものではないでしょうか?昔を知ることで今を知り未来を創るのではないかと思います。


東京の地下鉄銀座線には何と三越の紙袋が車体いっぱいに、リボンをつけて現れました。


第一部 包装紙あれこれ第二部 包装紙あれこれ


包装の目的は?

(1) 商品の保護
(2) 携帯に便利
(3) 店名のPR
(4) 衛生・清潔・安全
(5) グレイドアッップ(商品価値を高める。)
デパ地下では特に清潔・安全の為の包装をする。激安ショップとの差別化はデパートの包装紙・紙袋によるところが大である。マナーを大事にする慶弔の熨斗や掛け紙は送り手のまごころを包むものである。ラッピングやカードによってより個性化したギフトにはコミュニケーションの効果も期待されている。

「お手提げ袋はいかがしますか?」
さすが百貨店。『ふくろ?』なんて云わないのだ!
「お熱いですからお口あけておきます。帰ったらぜったいに出してくださいね」
これは出来たてのパンを買った時の助言である。

社員研修の時は袋の両手わたしをする。紙袋の底を持ってお客さまにお手渡しを。袋の手はお客様が受け取り安いように・・・簡単なようで結構難しい。
お釣りやカードをしまうお客様のテンポにあわせて苛々しないで・・。
 
「紙袋ですか?売っていますけど!」
「チョッと無いんですよね!」

簡易包装とか環境問題とか・・・デパートの袋が環境問題になっている事は否めない。しかしビニール袋から葱が出ているのもチョッとね。
ビジネスの途中で買物をしたときは本当に格好いい袋が欲しい。他のお客様が袋をもらっていると、"わたしだってわりに買ったよー!"といいたくなる。安売りのまいたけの箱を買ってお味噌・明太子量り売り・サラダ・・ビニール袋が5〜6個も増えると後悔が始まる。

【それなりの袋】
そごうの虎屋で和菓子を二個だけ。見ているだけでも美味しそう。嫌な顔をしないで誠に親切。いつもの迫力、風格ある虎屋の黒い地に金の虎ではなく白地にグリーンの虎が踊っています。かわいい!少量にはそれなりの袋で。


Copyright © 2001-2005 好感度研究所(デパートランキング) All rights reserved.